◼︎椿優衣 "青の街"

椿優衣 "青の街"

¥2,000 [tax-in]

収録曲:
1:カタカナ英語で、アイラブユー
2:青い瞳のサムライ
3:あめふらし
4:この街で
5:あたしらしく

ISL-027

2019年にリリースし完売した1stミニアルバムの再販版。歌手活動10周年を迎えた書き下ろした新曲「あたしらしく」と椿優衣本人によるセルフライナーノーツを新たに収録している。

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〈横須賀― 誰かがこの名前をつぶやいただけで胸をしめつけられるような懐かしさを覚える〉。歌手・山口百恵の自叙伝「蒼い時」の書き出しだ。昭和を代表する伝説の歌姫は、序章を「横須賀」と題して、小中学生時代を過ごした地の思い出をつづった。

アルバムのタイトルが「青の街」と聞き、その一文を思い出した。海と緑に囲まれて走る赤い電車が描かれたジャケットを見て、確信に変わった。横須賀に漂う郷愁の香りを凝縮した一枚だと。

 地元紙・神奈川新聞の横須賀支社の記者として2016年から3年間を過ごした私は、この春、横浜の本社に異動となった。収録された曲を聴くと、日中は取材で駆け回り、毎晩のように飲み歩いたこの街の思い出が次々によみがえった。

 徳川家康の外交顧問として活躍し、横須賀に領地を与えられた英国人ウィリアム・アダムズ(日本名・三浦按針)を題材にした「青い瞳のサムライ」をはじめ、オリジナル曲4曲と、山口百恵の言わずと知れた名曲「いい日旅立ち」の計5曲を収録。冒頭で紹介の自叙伝で、歌姫は横須賀を「私の原点」と呼んだ。故郷への愛であふれたアルバムを通して、あなたの原点となる街に思いをはせてほしい。

(レビュー 神奈川新聞 報道部 / 佐藤百合)